てのひら談話室

平成１３年（２００１年）九州南西海域で北朝鮮の工作船が海上保安庁の停船命令に従わず逃走、捕捉のため接近した巡視船に対し自動小銃などで攻撃し、巡視船 「あまみ」 の海上保安官３名が負傷しました。(2001・12・22)
これに対し巡視船が正当防衛射撃を行い工作船は自爆と見られる爆発で沈没した事件がありました。


　　　　　その後、沈没した工作船の船体は引き揚げられ現在横浜港で展示保存されています。
　　　　　左右の船首には船体への威嚇射撃を受けた弾痕が数多くありました・・・
　　　　　「正当防衛射撃」　は人が居ない所を狙い警告をした後に発砲するそうです。


　　　　　　工作船を追跡する巡視船いなさ　　
　　　　　　船体への威嚇射撃を捉えた赤外線映像





　　船尾はエアーシリンダー開閉式の観音開きとなっていて中には小型船が搭載されていました。
　　さらに船尾には船籍偽装で中国船籍港を表す「石浦」という文字があり、また「宮崎」と偽装す
　　るための、はめ込み式の文字板も発見されています。　


（対空機関銃移動用レール）　（第２機関室）　　　　　　　（第１機関室）　　　　　　　（船首部分）
　 　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　（上記の４枚の写真は画像クリックで拡大します。）
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押収された工作船の主な武器類
　特に、自動小銃・軽機関銃・二連装機銃・ロケットランチャー・無反動砲については発射した痕跡
　があり他には携行型地対空ミサイルや手りゅう弾なども押収されています。
　　　　（その内、ロケットランチャー・軽機関銃・自動小銃などは北朝鮮製と推定されています。）




他にも北朝鮮国籍を示す物や水上スクーターなども数多く回収されていて、おそらく小型船や防水スーツ・水上スクーターなどを使い日本国内に潜入、潜伏していた可能性が高いと見られています。


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　船首部分を下から見上げたもの


　船首の特徴としては古い型の漁船のような形をし
　ていますが、喫水線下の形状は漁船型と大きく異
　なる高速航行に適したV型船底になっています。

　また外板の厚みが我が国の同程度の漁船と比べ著
　しく薄く、フレームの間隔が狭く一般漁船とは大きく
　異なっています。
　従いこれは特殊な用途・任務のために特別に建造
　された船舶であって我が国の一般漁船が輸出され
　改造されたものではないと考えられています。


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　工作船の 行動目的 とは・・？

　徹底的な事件捜査が行われた結果は・・・

　①　この工作船は九州周辺海域で覚せい剤の取引
　　　 に使用されていた疑いが濃厚である事。

　②　工作員の不法出入国など、他の重大犯罪にも
　　　 利用されていた可能性がある事。

　③　国内に協力者が存在している可能性がある事

　就いては平成１８年１０月２７日東京地方検察庁に
　より、当該工作船が　「覚せい剤を密輸していた」　
　と認定されたそうです。




それにしても・・・
　北朝鮮と言う国は、、、核やミサイルの開発で周辺国などを脅かし、拉致犯罪、粛清、国家ぐるみの
　サイバー犯罪などなど国家ぐるみの犯罪・・・犯罪国家としか言いようがないように思います。
　言い替えれば、ひねくれ者？人間として倫理感が欠落し罪の意識も持たず人間として恥ずかしいと
　は思えないのだろうか～？
　人としての誇りはないのだろうか～と思ってしまいます。

　　　　　　なのに公に罰せられる事もなく、償いもせず・・・
　　　　　　　　　　　　　こんな事が許されるのだろうかと・・・虚しくなります。。。
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　工作活動が盛んでお得意な北朝鮮さんよ！！
　　　　そんなに工作が、お好きで能力があるならば、ボランティアで日本の子供たちに工作教室を
　　　　　　開いてやってくれんじゃろうか～　んっ？(*‘ω‘ *)？（笑）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ここまで長々とお付き合い有り難う御座いました。